♀ツナ 

□だって女の子だもん
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「ねぇ何食べたら・・その・・おっきくなるの?」
「はぁ〜?」

ツナはモジモジと体を捻りつつ上目使いで友人の黒川に小さな声で質問をした。
真っ赤な顔で指先をツンツンと合わせてなんとまぁ可愛いんだろうと黒川は内心思いつつ先程のツナの質問を質問で返した。

「何食べたら何が大きくなるのよ?」
「ん・・だから・・」

小さな声で耳貸してとボソボソと告げる内容に黒川は思わずニンマリとした後

「特に変わったものは食べてないし変わったこともしてないわよ」
「・・そっか・・」

あからさまに、しょんぼりとするツナに黒川は笑って続けた。

「大丈夫よ!年頃になれば・・って今まさに年頃だよね・・」
「・・・」

泣きそうな顔で自身の小さな手で覆い隠したその箇所、年頃の女の子なら一度は悩むかもしれないが自分以上に悩む子なんているのだろうか?とツナは悲しく思った。



そう・・ツナの悩みは・・貧乳であることなのだ。
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