SSA
□幸せの在処
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その情報は先にボンゴレに入った。
同じイタリアであるということが大きく起因していると思われる。
遅れること数週間、遠い日本の風紀財団にも、ようやくその情報がもたらされた。
しかしその情報を受け取ったトップの対応はそれぞれ正反対のものだった。
ボンゴレ側はすぐにスケジュールの調整を行い現地に飛んだ。
風紀財団は鼻で笑い一笑に付した。
「信じられない・・けど・・」
「ふん、バカバカしい」
その情報を受け取った時のそれぞれのトップの第一声である。
さて、これは運命。
神様も随分とこの二人を振り回すのがお好きなようである・・・。
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