White Room

□Happy Halloween !!
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「ねぇねぇ、みんなでハロウィンパーティーやろうよ〜!!」

突然の明の提案に、一緒にコーヒーを飲んでいた三人は同時に同じ方向を見た。

「え?え?なんなの?その目は!?」

呆れた顔で見つめてくる三人に対し、少々たじろいで怯む明。

「…いつ?」

瑠惟が溜め息を吐いて、座っていたソファーの背に凭れて問う。
どう見ても渋々聞いたように見えるのだが、明にはそうは見えていなかったらしい。
愛しい恋人の発言に目を輝かせる。

「10月30日!次の日がハロウィンだし、土日だしね〜」

正に満面の笑みと言うべき笑顔で明は嬉々として言った。
瑠惟と碧は渋々承諾したが、蓮だけは手帳を取り出してスケジュールのチェックをしているようだ。
パラパラと薄いページが捲られる音が鳴り、ピタリと止まると数秒でパタンと手帳は閉じられた。

「うん、俺もその日は仕事があるけど午後には上がれるから大丈夫。ところでパーティーなんてどこでするの?」

明をゆっくりと見上げて穏やかな声で言いながら蓮は首を僅かに傾げた。

「うちの親父が経営してるホテルのエグゼクティブスイート…?広いしw」



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