けいおん!!!!

□ゲーム
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「ゲームしませんか?」

それからというもの。
私と憂ちゃんはゲーム仲間で、99戦99敗。憂ちゃん強過ぎだろ、マジで…。

ぱよえーん

ぱよえーん

「よっしゃあー」

「あ、負けた」

「ふふん♪どうだー」

「仕方ないですね」

「よっし、ちゅーさせてよ」

「そんなんでいいんですか?」

「うっ…」

そう、私は憂ちゃんとちゅーをするために対戦していた。

「ちゅーさせろちゅー!」

「はいはい」

憂ちゃんがゆっくりと瞼を閉じる。うわっ、睫毛なげぇ。しかもこのキス顔ヤバい…めちゃ可愛い。

うわっー、めちゃドキドキして来た。沈まれ私の心臓。

今にも張り裂けそうな私の心臓。一回深呼吸をして、そっと憂ちゃんの顔に手を添えて…

「ただいまぁー」

「わああぁー」

タイミングよく、お遣いに行っていった唯が帰って来た。

「残念、お預けですね」

「う、うん…」

「何の話?」

クスッと悪戯っぽく微笑む憂ちゃんと首を傾げる唯。

「また勝たなきゃいけないのかぁ〜」

「ふふっ」

「だから何の話ー?」

「うるせえぇー」

「な、なぜ!?」

何知らぬ顔で邪魔した唯にチョークをかけてやった。

今度は
絶対勝つから。
手抜きなんてすんなよ?

憂ちゃんの唇は私のだー!!

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