short 1

貴方が望むなら、僕の一生を捧げよう (紫×緑)
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キラキラと、ネオンが輝く、



東京のある下町。



街行く人々は、寄り添い合い、中々なまめかしい雰囲気を醸し出す。













そんな中、俺は一人立ち尽くしていた。



まさかのドタキャン。


向こうは遊びだったらしい。













「馬鹿だなぁ……俺。」



そんなのさ、気付いてたよ。













って言うのは嘘。



マジで好きで、どうすれば君に近付けるか、すっげぇ考えた。













でも…、全部俺の思い過ごし…………………。













肩がぶつかるのも気にせず、俺はただ、歩いた。







そんな最中、数メートル先に、フラフラと歩く姿が見えた。









薄汚れた服装に、裸足。
覚束ない足取りは、酔っている感じではない。







誰なんだろう…………。













俺は、そのコに吸い寄せられるように足を動かした。
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