06/02の日記

16:13
rkrn・綾仙文
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「おや喜八郎、宿題か?」

「ああ立花先輩。まあそんなとこです」

「そうか、解けそうか?私が見てやろうか」

「いえ、このくらい出来ますのでお気遣いなく」

「ん…そうか?では頑張れ」

「ハーイ。ありがとうございまーす」



「──ということがあったんだ。……おい文次郎、私の話を聞いているのか?」

「おー」

「嘘をつけ。先刻から予算書と会話しているではないか!私の!話を!聞け!!」

「んあー!もう、聞いていると言っているだろう!気が散るから黙ってろ!」

「矛盾しているぞ…!…まあいい、私は後輩たちを可愛がり、上級生としてしっかり面倒を見ているというのに、喜八郎はどういうわけか、私の気遣いを払い除けるような態度を取るのだ」

「(お前結局黙らないんじゃないか…)…まあい組なら先輩の助けもいらんくらい優秀だということだろう。いいことじゃないか」

「それはそうなのだが…。もう少しこう、先輩に甘えるということを知っていてもいいのではないかと私は思うのだ。」

「そうか?お前だってあれくらいの頃は先輩を突っぱねていただろ?」

「そんなことはない!私は先輩方を立て、時に存分に甘えていたぞ。」

「嘘つけ!声をかけてくれても笑いもせず『結構です』とか言っていたじゃないか!…要するに、お前たちは似た者同士なんだ」

「なっ…!私が先輩方にそんな不遜な態度を取った覚えはない!〜〜ああ、貴様に相談した私が馬鹿だった!」

「ああ馬鹿だ!自分のことを棚にあげるお前は大馬鹿だ!」

「「…フンッ!!」」




と、綾部のことでけんかする六いとかかわいーなー
このあと、しばらく口きかないとかだとなお良し。かわいーっ

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