■□NOVEL□■

□不思議の国の眠り姫
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俺より先に食事を始めた彼奴が血を吐き、苦しんで息絶えた。



「シンちゃんが無事で良かった。」
「でも彼奴が!!」
「大丈夫だよ。また新しいお友達が来るから、シンちゃんは何も心配しなくていいんだよ?」
「…!!」



親父は何も解ってない。彼奴は彼奴で一人しか居ないのに…。他の奴だって、大丈夫な事なんてあるわけ無いのに!!



「親父なんかだいっきらいだ!!」
「シンちゃ…」
「ついて来んな!!」




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