deep novel
□only you
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名無しさんと付き合うようになって一年が過ぎた。
付き合いたての頃は俺も日本での活動がメインだったから、毎日連絡していた。
会える時なら、ほんの少しの時間でも会い行っていた。すっげえ幸せだった。
ユチョン「名無しさん〜来たよ★」
名無しさん「ユチョン〜待てたよ♪」
ぎゅうぅぅぅ〜!!
名無しさん「あは!ユチョン苦しいってば〜^^」
ユチョン「だって名無しさん抱きしめてると落ち着くんだもん〜!!」
名無しさん「ふふ★私も〜…ユチョンにこうされてると落ち着く〜」
そうやってしばらく玄関で抱き合って。
名無しさん「あっ!ユチョン!!枝豆茹でてたんだった!! わぁぁぁ〜!!!!茹ですぎちゃったよ…」
そう言ってちょっとばつが悪そうにシュンとしながら「ごめんね?」って上目遣いであやまる姿が可愛くて、いつも頬がゆるむ。
名無しさん「でもね!ホッケは上手に焼けたよ〜^^」
今度は自信を持った笑顔で見てくるから…本当に可愛くて、可愛くて…
ユチョン「名無しさん〜大好き!!」
名無しさん「もぉ〜急にどうしたの!?///」
今度は恥ずかしがってるし…見てて飽きない。
こうやって俺のために料理して、俺の好物も作ってくれる。
仕事で疲れた俺を笑顔で癒してくれる。
最高で、最愛の彼女。