deep novel
□俺だけ見てよ!
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―テレビ局―
今日はリハーサルから本番までの待ち時間が4時間もあるため、あらかじめ名無しさんを控え室に呼んでいた。
俺と名無しさんが付き合ってから、外ではなかなか会えないためいつでも会えるようにメンバーには紹介していた。
もちろん『俺の彼女だからね!』って強調していた。名無しさんは可愛いから、ちょっと油断したら取られてしまいそうだから。
実際、よく…
ジュンス「名無しさん〜今日の僕のトークはどうでしたか〜^^?」
名無しさん「面白かったよ〜ジュンスのオヤジギャグ好きぃ〜!」
ジュンス「名無しさんが好きならぁ僕カリスマじゃなくてもいぃよぉ〜」
とか。
ジェジュン「名無しさん★歌どぅだった〜?」
名無しさん「相変わらずいぃ声してた♪ジェジュンの声聞いてると癒される〜」
ジェジュン「あは!じゃもっと歌うね〜♪」
とか。
チャンミンとユノだって…
撮影が終わると必ず名無しさんに感想を聞いてくる。しかも愛しそうな目で見てると思うのは俺の目の錯覚じゃないはず。
ユノなんて眩しいようなスマイルで名無しさんの頭をポンポンするもんだから…
名無しさん「///////」
赤くなってるし!!
もぅ…本当に気がきじゃない。
だから。
ユチョン「名無しさん〜…俺のこと好き?」
名無しさん「えっ…!?う…ぅん…/////」
ユチョン「うんじゃなくて!ちゃんと言って…?」
名無しさん「…好き…だよ…?…ユチョン…」
ユチョン「だって!」
ちゅっ…
こうやって皆の前で名無しさんは俺のだっ!って見せつけておかなきゃ!