deep novel

□only you
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名無しさんにとって俺は初めての彼氏だったから、名無しさんの初めては全部が俺だった。
初めてのキスも、初めてのエッチも…


初めてキスしたのは付き合ったその日。

俺が「好きだ」と伝えた時、小さな声で、本当に小さな声で俯きながら、顔を真っ赤にさせて「私も…」と呟いた名無しさん がどうしようもなく可愛くて。


その赤くなった頬を掴んでキスをした。 触れるだけのキスでも最高に心地よくて…本当に幸せを感じた。


初めてのエッチは付き合って三カ月の記念日だったな… ケーキを作ってお祝いして…『大好きYUCHON』って書いてあって。


ユチョン「はは!!名無しさん〜YUCHUNなんだけどなぁ〜^^名無しさんが大好きなYUCHONさんはどこだろうね〜(笑)☆」


なんてからかったりして。

あわてて名無しさんが「ごめんね…何でもするから…許して?」なんて言ってくるから。

冗談で押し倒したのに…名無しさん に服の裾をギュッと握られて…見つめられたからもう我慢なんてできなくて。

名無しさんの初めて。思い出すだけでも体が熱くなる。
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