deep novel

□Don't fascinate
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名無しさん「ンッ…んんっ!…ふっ…はっ…」

チュッ…プチュッ…
クチュッ…チュッ…

舌の根元から舐めあげ、吸い付くキス。口のなか全体を味わうように。

名無しさん「んんっ…はぁ…んっ…んーッッ」


俺の胸を必死で押し退けようとするが、そんなの抵抗のうちに入らなかった。


名無しさん「やぁっ!ユ…ユチョン!…な…何で…」

あまりに突然のことで名無しさんは戸惑い涙している。

俺は答える代わりにまたキスをする。


名無しさん「ふぅん…んっ…ふ…っ」

プハッ…

うまく息継ぎできなかった名無しさんは肩で息を整えている。


名無しさん「ユ…ユチョン…」

怯えた声で俺を呼ぶ。

俺は名無しさんの着ていたシャツを無理矢理引きさく。ボタンが千切れ、フローリングに転がる。


そして露になった胸元に顔を埋めキスをする。


名無しさん「やっ!いやっ!ユチョン!」

俺を押し返そうとする手をひとくくりにして、抵抗できなくすると、首筋に思い切り吸い付く。

チュッ…チューーッッ…

名無しさん「んっ!ッッ!イッ…た…」


俺の後を確認すると鎖骨、胸へとキスマークをつけていく。


名無しさん「やっ…ユチョン…やめてぇ…」

泣きながら訴える名無しさんに軽くキスを落とし、下着に手をかけた。

名無しさん「ひっ…やぁ…っ!」




バンッ!




その時物凄い勢いでドアが空き


ガッッ!


気づくとジェジュンヒョンに殴られていた。

ジェジュン「…なにしてんだよ…」


ユチョン「…………」


黙っている俺の胸ぐらを掴み殴ろうとするジェジュン。

名無しさん「ジェジュンッッ!」

名無しさんの声にハッとし俺を離すと、名無しさんの腕を掴み、引きずるように名無しさんを自分の部屋へ連れ込んだ。











残された俺には苦い鉄の味が口にひろがった。
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