deep novel

□Don't fascinate
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何もするわけでなく家に戻った。

名無しさんの靴がある。


リビングにはいない…
とするとジェジュンの部屋か。


俺は特にする事もないのでリビングのソファーに横になり、ボーッと天井を眺めていた。
すると、ジェジュンの部屋から


(「ンッ…ヤッ…ジェジュン…」)

(「ダメッ!!ンアッ…!…ッッ」)

(「イィ〜ンアッ…イクッ…イッチャ…アァァァーーッッ!!」)


2人の情事の声が聞こえてきた。
付き合ってる二人なら当然のこと。
なのに、名無しさんのあの真っ白な笑顔がジェジュンの色で染められてると思うと無性に腹がたった。




そして、さっきしてきたばっかりなのに、名無しさんの声でまた反応しだした自身にため息が出た。












しばらくしてジェジュンヒョンが部屋から出てきた。


ジェジュン「あれ!?ユチョン!帰ってたの?」

ユチョン「あ〜…まぁね。つまんないから早く帰ってきた。」

ジェジュン「そっか〜ごめんな〜全然気づかなかった。」

ユチョン「いぃよ。お楽しみの最中だったみたいだし?」


ジェジュン「あぁ〜///ごめんな?」


ユチョン「べっつに〜…で。名無しさんは?」


ジェジュン「あ〜…今寝てるわ


ユチョン「ジェジュンヒョン激しくしすぎでしょ(笑)?」


ジェジュン「優しくしてるよ〜!?…でも、つい、ね…」


ユチョン「はぃはぃ。ごちそぅさまです!」
クスクス…


笑いながら話してたけど俺の感情は渦巻いていた。
名無しさんを俺のものにしたくなった。












名無しさんが目を覚ましたみたいで、リビングに来た。

名無しさん「ジェジュン…?」

ジェジュン「あっ!名無しさん!目覚めた?…ごめんね。激しくしすぎた?」


名無しさん「ん…ん。平気/////」


照れながら、寝起きのちょっと掠れた声で答える名無しさん。その声がひどく叙情的に聞こえる。


ユチョン「名無しさん〜声大きすぎ!ここまで聞こえてたよ〜?」


名無しさん「えっ!!!!ユチョン!?なっ何でっ??」


ユチョン「デートつまんないから帰ってきちゃった★そしたら名無しさんの声が聞こえたんだもん〜。
俺が帰るまでに済ませてって言っておいたのにさ?」

名無しさん「//////////



っジェジュン〜!!…の…ばかぁぁっっ!」

バタンッ!
真っ赤になって部屋に閉じ籠ってしまった名無しさん。

ジェジュン「えっ!?何で俺!?」


クスクス。
ユチョン「可愛い〜ね。あのくらいで照れちゃって。」


ジェジュン「ユチョン…名無しさんをからかうなよ。ユチョンとちがって、名無しさんはジュンジョーなの!」


ユチョン「ははっ!ならジェジュンヒョンとも違うじゃん。」


ジェジュン「うるっさいなぁ〜おれもジュンジョーなの〜」


そう言って名無しさんをなだめに部屋に入っていった。











名無しさんを見てると俺の感情が激しく揺さぶられる。早く俺のものにしたい。
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