天使と悪魔と神様と

□あの日からお前は俺を嫌う
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サタン「紹介しよう・・・、こいつが”色欲”を司る魔王となるアスモデウスだ。」

”憤怒”の魔王のサタンは他の魔王達が集まる会合で俺を紹介する。

サタンは人間を罪に陥れるために”七大罪”に相応しい七柱の悪魔を探していた。

そして俺はその内の色欲を司るに相応しいと判断され、この場に呼ばれた。

そこにいたのは”憤怒”のサタン、”傲慢”のルシファー、”強欲”のマモン、”嫉妬”のリヴァイアサンの四柱しかいなかった。

その四柱の中で特に目を引いたのがルシファーだった。

(いい女だ・・・。)

第一印象がとにかく良かった。

もう一人性別的に女だろうと言うのはいたが正直態度で何もかもが台無しだ。

尾ひれを思い切り机の上に乗せ、首をポキポキ鳴らし、でかい口開けて欠伸する。

嫉妬の魔王だけあって、ルシファーに嫉妬してるのだろうか?

ならその態度を直せってんだ。
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