裏切りは僕の名前を知っている

□夜空
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 ガチャッ


「焔椎真。何で夜なのに窓を開けてるの?
せっかく閉めたのに・・・。」

窓を開け笑顔の焔椎真に愁生は聞いた。

「だってもったいないだろ?
こーんなに星がキレイなんだぞ!!」

うれしそうに両腕を大きくひろげ窓の前に立った。
窓からは風が入りカーテンをゆらす。


・・・あぁ。何てキレイなんだろう。星に負けないくらい君の瞳は輝いていて、一点の曇りもない・・・。



俺と焔椎真は違うんだ・・・・・。
























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