(※ このお話は長編です。そして主人公が腐女子+トリップ+逆ハー(っぽいがタダのギャグハー)というお話です。
苦手な要素がある方は、ブラウザバックでお戻りください)




「うへへ、綱吉カワイイなー、イタちゃんカワイイなー、キラカワイイなー、みんな超テラモエス!!」


「うるっさい!!集中して宿題やりなさいよ!」


いつもの風景。

変わらぬ風景。

普通の風景。


「いいじゃんかー難いこと言うなよ灯莉ー。」

この少女は、俗に言う『腐女子(夢女子)』である。
そして、灯莉(アカリ)と呼ばれた少女は小さなため息をついた。

もうちょっとで期末だというのに。
この女は一体何をしに学校へきているのか?謎だ疑問だ質問だ。


「あのねぇ、家に帰っても妄想なんかいくらでもできるでしょうっ!?
今はあんた、期末の成績のことだけ考えればいいの!!幸いなことに、あんたにはヘタリアで培った地理能力があるでしょう!?
それを生かして、せめて250くらいはとるのよ!いいね!!」


毎日毎日、叫ぶのだって楽じゃない。
そりゃあダメージが大きいのは叫ばれた方だろうが、こいつには何を言っても聞く耳持たない。



「え?何か言った灯莉?ごめん、今ツナ受け妄想しとった。」

「ここは夢サイトなんだけど!?」

「いいじゃん、設定的にこの物語は(((業務機密のためカットしてお送り致します)))」



ああもう!!なんなんだこの女!!そりゃあ、私だって夢女子だし腐女子だし妄想くらいするよ!!!でもちゃんとケジメはつけてるのに!!!


何でこの女はこうなんだ!!!


「そーいや、次移動授業じゃん。あー、かったりー。」

「早く行くよ。」


そう促し、この女とともに廊下を歩く。


「うははは、ロマーノverのまるかいてとか無いかなー。綱吉verはあるのにねぇー。」


よくもそんな呑気なことを言えるものだ。
なんだ、その口が言ってるんだな?よし、2度と開けないようにしよっか。


なんて恐ろしい考えが頭の中を巡っていた、その瞬間―――。



「え」


ズッ……!ドサァ!!






彼女が、階段から落ちた。


その瞬間彼女の体が透けてきて…





パアァァァァァンッッ!!!!

窓ガラスが割れるような、不思議な破裂音と共に、彼女の体はまるで元から無かったかのように消えていた。






―――――――――――――――――


「ん、いっててて…!俺、どうなったんだ…?
なあ、灯莉、なんかここ見たことも無いんだけど……」


その少女は目が覚めた。

頭を駆け巡る、激しい頭痛によって。





そして、近くにいたはずの灯莉からは返事どころか皮肉さえも返ってこない。


不審に思った少女は、痛みを訴える首を制止させ、後ろを振り向いた。




するといきなり…!!




「あの、キミ、誰??」


この声には、かなり聞き覚えがある。身近にいて、だけど会話も何もしたことない。



もしかして……、少し上を見上げるとそこに見えたのは…!!




復活:まるで超○イヤ人を髣髴とさせる、印象的なあの髪型。(リボーンの世界へトリップ!)


:弱点と言われる、印象的な『くるん』としたアホ毛。(ヘタリアの世界へトリップ!)


:全てを見据えたような、強い意志の灯る印象的な紫の瞳。(ガンダムSEEDの世界へトリップ!)




あなたに見えたのは、どれだったのでしょう?


これからのあなたの未来が輝かんことを…。




(応援よろしくお願いします!!)






(お戻りになる際は、こちら↓の『戻る』かブラウザバックでお願いします)
戻る

.

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ