Hunter×Hunter

□3次試験開始
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『んんーーーーーーっ』





思いっきり伸びをした



もう朝かな




「アイリ〜?」




ゴンがひょっこりと顔を覗かせる





そうだった。





あれからゴンに会いに行った私は


クラピカの件で無駄に疲れ


ゴンに抱きついて爆睡。



情けないね(笑)




『ゴンおはよ、』



何事も無かったように笑うとゴンもいつもの明るい笑顔で笑ってくれた。



この笑顔、ほっとする。




さてさてこの後3次試験があるようで。



ハッキリ言ってここまで余裕。



1次試験は汗さえかかなかった
(まぁヒソカと戦う事になってたら危ういけど)


2次試験なんて論外。


知識不足で落ちそうにはなったけど、ゆで卵は問題なし。




だから3次試験はどーなるかねー




やっぱ気がかりなのはクラピカと・・・


まぁヒソカかな。



あいつが大人しくしてるのもいつまでか分かんないし



私の事がバレるのだって時間の問題かもしれない





それだけは怖い





そんな不安が残る中



3次試験が始まろうとしていた。







「アイリ?ボーっとしてるけど大丈夫?」


ゴンの言葉でハッとする



『えっ、あ、うん!ごめんちょっと考え事!』




私は顔の前で手をぶんぶん左右に振った




「考え事〜?らしくねぇ」



後ろを向くと怪訝そうな顔をしたキルア



『私だって頭使います――!』








そうだ、私には




みんながいる











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