Hunter×Hunter

□ちょっと休憩
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「うわ―――っ、すげ――!!」




「宝石みたいだね―――っ」




2次試験が終わり、宇宙船



今日は終わり、また明日から3次試験が始まる



で、宇宙船の廊下から見た夜景がすっごい綺麗で!


見たことない新しい風景



なんか和むなぁ



私、今まで色んな綺麗なもの盗ってきたけどさすがに盗れない


盗れない綺麗な物ってあるんだ



「キルアのさぁ」


「んー?」


「キルアのお父さんとお母さんは?」


「ん――、生きてるよ」


ゴンが問いかけるとキルアは興味なさそうに答える



「何してる人なの?」



「殺人鬼」



「両方とも?」



ゴン・・・



超天然←



「おもしろいな、お前ー」



『かわいいぞゴン!』



「マジ面で聞き返したのお前が初めてだぜー」



「え?だって本当なんでしょ?」



あー、そうくるか


シカトか、無視か


「なんでわかる?」



「なんとなく」



「おかしいなァーどこまで本気か分かんないコってのがチャームポイントだったのに」



『私だって色んな意味でほっとけないコってのがチャームポイントだったのに〜
後は髪型かn「俺ん家暗殺一家なんだよね」



私、キルアに何かしたっけ?



なにかしましたか



嫌われるようなことしましたか




「アイリは?家族は?」



ゴン!


あ・り・が・と・う☆


「折角シカトの方向だったのに…(ボソッ)」



『キルア君?いまなんて?』



ふふふ←


やっぱり仕組んであったか




「何してる人?」



そんな純粋な目で見ないで



『家族なんていないよ』



「「え?」」



『話せば長くなるけど、捨てられたの』



悲しそうな顔はしていなかった


このことに関しては何も思わない




『でもお兄ちゃんなら居るよ!』


いつもの明るい笑顔で笑った



「俺もね、お父さんもお母さんも居ないんだ」



ゴン・・・


会った時から分かってた



「でも、親父が生きてるの知って…そのためにハンターになりたいんだよね」




ジンさん、あなたは幸せ者だね


『あ、でんご――――ん』



「へ?」


『“最高のハンターになれよゴン”』



「は?」



混乱してるゴンとキルア


『ジンさんジンさん。何、知らない訳ないでしょ』



「え、えぇっ!?知ってるの!?」



『うん。ちょっと、ね』



ジンさんは私の・・・



命の恩人。



「なんで知ってんだよ!!」



キルアが丸い目で見る


「他には!?なんか言ってた!?」



「そっちかよ!!」



『特になにも…シャイなんだきっと。今どこに居るんだか』



もう何年前だろう



「だからなんで・・・!」



『色々ありまして。ジンさんの作ったゲームあるよ、あと遺跡も…』



「聞けよ!!!」



『キルアに言われたくないね!』



うっ、と怪訝そうな顔をし黙りこむキルア



「ありがとう」



ゴンが輝く綺麗な瞳で言ってきた



その私とは全く逆の人物



この子と私は一緒に居ていいのか



改めてそう思った









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