The hand ties.

□第五章
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「殺さない範囲なんて、僕たちには分からないよ」
「僕たちは、人でも玖断使いでもないからね」


双子は、倒れた人達に言った。
腕をへし折られた人もや、片足をもがれた人もいる。

双子の服の袖には、血がこびりついていた。

「あーあ、皆に怒られちゃうね」「仕方ないね」

そう言って、二人は穏やかに笑う。





「「だって」」




「「僕たちは鬼だもの」」



っと、静かに言った。






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