The hand ties.

□第九章
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合図とともに、なおきちゃんは私に向かって突進してきた。
私は寸前のところでそれを避ける。
だが、間を待たずに、次はかかと落とし。
「ぅわぁっ!!」
声を発しながらもなんとかそれをかわした。

その声を聞いて、なおきちゃんは後ろに跳躍。

「もう!お姉ちゃんがちゃんと避けなきゃ、怪我しちゃうよ!」
なおきちゃんは頬を膨らませて言った。

「じゃ、次行くよぉ!」

なおきちゃんはそう言ってから、私の方向へ跳躍した。



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