Dream

□ヒマな日はこんな感じ 続く
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そら「ええっ!2人、まだなワケ?!」
『は、はい…。』
そら「いや〜…。だって付き合って3ヶ月っしょ?!」
『は、い…。』
そら「普通、会ったその日でもフィーリングさえあえばGO!って事あるでしょ?」
『ツーリングの話ですか?』
そら「何で?!」
『何がですか?』
そら「…。」
『分かりました。ありがとうございます。』
そら「オレ、4人の中で一番話噛み合わなかったな…違う世界の住人すぎて。班長、お大事に。」
『広末先輩、誰に向かって話してるんですか?』
そら「ん〜ん、独り言。」

瑞貴「ああ…やっぱりそうなんだ…。」
『あ、あの、藤咲先輩、やっぱりって…見てわかるものなんですか?』
瑞貴「う〜ん、見て、というか、オーラというか…。」
『オーラって…色、とかで見えるっていうのは聞いたことありますけど…私、今、何色ですか?』
瑞貴「うーん、ピンクと濃い青、かなぁ。」
『それは、どういう状態なんでしょうか?』
瑞貴「何だったかな…。」
『…あ、あの、班長の色は…』
瑞貴「班長は真っ赤。」
『真っ赤?!そ、それはどういう状態ですか?』
瑞貴「まぁ、世間一般のイメージでいったら、爆発寸前だよね♪」
『♪って…。それに、世間一般のイメージなら私にも想像は出来ますけど、オーラの色としての意味を教えてもらえませんか?』
瑞貴「うーん、僕、オーラは見えるけど意味まで調べた事、無いんだよ。
それで、結論から言うと、」
『はい!』
瑞貴「わからない。」
『…そうですか…。』
瑞貴「あれ、久遠ちゃん、眠い?」
『いえ、ただドカッと疲れが…。』
瑞貴「そうかぁ。今、雪降ってるから、外に寝に行かないで、仮眠室で寝てきたらいいよ。じゃないと死んじゃうから。」
『ハイ。じゃ、失礼します…。』
(官邸内に仮眠室があるのに、何故外に寝に行くと思われているんだろう。
あぁ、ダメだ、疲れすぎて本当に眠くなってきた…。一番テンポが緩やかな会話だったのに、一番破壊力があったなあ…。)
瑞貴「班長…そんなに真っ赤なオーラのままだと体に毒な様な気がします。まぁ、わかんないんですけどね…。」←雪を見ながら空に言ってる
 

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