操花の花嫁 弐
□登場人物
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〜主な一族〜
・草薙(クサナギ)
その名の通り、草花や木々の力を発揮する一族。
虫や動物などとも心を通わすとされ、またかなりの高度な力の持ち主は、土(砂)あるいは石をあやつる力を持っている。
草薙一族の操花(ソウカ)の里に生まれ落ちた女は、甘美なる匂いを生まれながらに宿し、力が強いほど強い男を翻弄する。
・風見(カザミ)
風を自在にあやつる。
瞬間移動や疾風、竜巻などを得意とし、"普通"の人間同士の戦でも暗躍していた。
そのため、手裏剣やクナイといった道具を得意とするものもいる。
・雷門(ライモン)
竜の末裔とも噂され、雷の力を自在にあやつる。
鳴玉(ナリタマ)を媒介にしなければ力を発揮できないが、竜の紋章を標的にきざみこめば、意のままに操れる特権をもつ。
・火野(ヒノ)
火をあやつる一族。
血の気が多く、まつりごとが大好き。
いざこざが耐えないため、里の女たちは容姿や性格ではなく力の有無で男の価値を決めるようだ。
・氷河(ヒョウガ)
かつて世界中を手中におさめたとされる"伝説の氷河"の末裔。
水をおもに操るが、力が大きければ氷までをも自由自在。
金髪、碧眼をもち、異民族として人間から迫害を受けてきた歴史をもつ。