一人語り部屋

□ガン×ソード語り。
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 やる気の無い主人公ヴァンと、やる気はあるのだがいかんせん年齢的に無理があるヒロインウェンディ。
 こーのー二人は本当に、とにかく私のツボストライクゾーンに命中。

 この二人が一緒の画面にいるだけで顔がニヤける(笑)。
 わかっちゃいるけど止められない。
 かわいいんですよ、この二人。

 ヴァンは成人男性(むしろオヤジ入ってるよ)なのに精神年齢はきっと小学生並みで、逆にウェンディは年齢的にはまだ少女の域だが精神年齢はずっと上。
 でも大人になりきれない部分もあって、だからこそヴァンと一緒にいることで成長できるというか。
 そして何だかんだで二人ともお互いに助け合ってる部分があって。

 ウェンディは多分、これは私の勝手な考えなのですが、第一話で初めてヴァンと会ったときに、彼に一目惚れしたのではないかと。
 年齢的には中学生になるかならないかの微妙なお年頃。
 そして凶悪な男たちに殺されそうになっているところに、颯爽と(単なる偶然なのですが)現れた救世主(その場面的には)の姿は、きっと彼女の無意識層にどっぷりと「理想の男性」として植えつけられたのではないかと思うわけです。


 だからこそ第一話の「お嫁さん」発言が出たのではないかなーとね。


 ところがどすこいヴァンという男は、話してみればやる気がなく、考えもなく、金も無い。
 行き当たりばったりのその日暮らしに加えて、「理由が無い」の一言で全てを面倒くさがり、口を開けば復讐の二字。
 ウェンディの初恋(?)は、残念ながら脆くも崩れ去る。

 でもそれでも、彼女はヴァンと旅することを選んだ。
 そこには、誘拐された兄を連れ戻す為という理由とは別に、ヴァンと一緒にいたかったというものも少しはあったのではないかな、とね。

 うーん、もちろんヴァンの方は当初、ウェンディを特別な目で見ていたわけではない。
 第三話まで彼女の名前も覚えていなかったくらいですしねぇ。
 彼はどこまでも単純で純粋に、失われた婚約者の仇をとる為だけに生きているのだから。
 それでもウェンディと一緒に旅をし、仲間が増えていくごとに新鮮な心地良さを感じていたのではないかなと思う。


 ……ここまで書いてきてなんだけど、この二人、前途多難だなぁ。
 この二人はこのままの関係でいくのかも知れない、というかそれが一番いいのかも知れない。
 もちろんくっついてくれたらそれに越したことはないのですが、無理にくっつけなくてもいいや(←お前はナニサマだ)。

 ヴァンはきっと世界中の誰よりも、ウェンディを大事にするだろうし(あくまでも彼の基準で無意識に)。
 ウェンディもきっと誰よりも、ヴァンを信頼しているだろう。

 えー毎度のことながら長々と語ってしまってますが、とにかく最高の作品に出会えたことを喜びたい。
 日記にも書きましたが、リアルタイムで観たかったなぁ。

 というか、誰かエンディング後の二次創作とか書いてくれませんか(笑)。
 いやほら、私はミツナルで手一杯だから(←ミツナルにハマってなかったら書いただろう自信はあるんだな)。

 あと、どうしてこんな素敵作品が全国放送ではなかったのか、不思議でしょうがない。
 どうかもっと語れる人を増やす動きを!
 ということで、とりあえず私の後輩と友人には散々言って聞かせ、後輩は見事にどっぷりハマってくれましたうふあはは。


 絶対にいいから。
 とにかくいいから。
 どうかこの語りを見られた方で、興味が湧いたなら是非!

 アホで馬鹿な無駄に暑苦しいキャラを笑って許せ、むしろそんな姿に燃える(←萌えるではない)方は是非!
 っていうかもうとにかく画面の前で爆笑したい方は是が非でもっっ!


 ガン×ソード、ガン×ソードにご期待下さい!!
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