時系列物語

□繋がる空
1ページ/4ページ


「うー、寒!」

 事務所の鍵を閉めて、階段を降りると、僕は外気の冷たさに思わず呟いて身を竦めた。
 四季に好き嫌いがあるわけではないけれど、疲れた体に冬の寒さは、少しだけきついなと思う。

 でも、その分空気は綺麗だ。


 僕はふと、空を見上げた。
 君は今頃、どうしているだろう。







繋がる空
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ