時系列物語
□僕の隣
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数日前、初めて幼馴染三人で飲んだ。
色々あって、前後不覚に酔っぱらってしまった僕は、御剣に背負われて自宅まで送り届けられるという、大失態を犯してしまった。
何が大失態だって、僕の決して綺麗とは言い難い部屋に、送り届けさせあまつさえ、布団まで敷いて寝かせて頂いてしまったのだ。
あああ、思い出しただけでも顔から火が出そうなほどに恥ずかしい。
そりゃぁ、同性の友人が部屋にあがったからって、別にここまで取り乱すことでもない気はするんだけどさ。
でも、僕が十五年間も追いかけて、ひたすら追いかけ続けた御剣は、「同性の友人」という一言では絶対に語れない存在だった。
僕は、近日中に名誉挽回をせねばならないと考えて、考え抜き。
もう一度、今度は二人できちんと飲みなおそうと決意した。
僕の隣