宝物殿
□伏子様よりミツナル絵!
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やっぱり、裁きには奇跡の女神が降臨されておった……。
お隣のサークルさんが、あんまりにも素敵なミツナル絵を描かれておりまして、うわーうわーと朝からハイテンション。
勇気を出してお声かけしたところ、なんと今年に入ってミツナル萌えされたとのことで、当サイトにもお寄り下さっていたと…!
「昨日更新されていましたよね? さっそく読んでますよ〜好みですww」
なーんて仰って下さって、さらにテンションMAXな寿は、図々しくもスケッチブックをお渡ししました。
「こんな私の絵では、申し訳なさ過ぎる…!」
と、最初は引かれましたが、1の頃の御剣が好きすぎるナルホド君をお手本(笑)に猛アタック。
タイムリーな前途多難部屋「変か恋か〜」3ページ目の挿絵を頂戴しちゃいました!!!!
ということで、以下ズズイとどうぞ!
挿絵なので、本文抜粋アリ。
***
ひと気のない夜の公園に到着するなり、御剣の口から飛び出した言葉は信じられないものだった。
「この一ヶ月、君を避け続けたことは、拙い対応だったとは思う。だが、君にも非があったことは事実だ。あのような、心にもない言葉を口にし、慌てる私をからかうなど……悪趣味が過ぎる」
ベンチに並んで二人、膝に肘をついて真っ直ぐに前を睨むようにしながら言うその横顔を、僕は混乱と困惑に駆られながら見つめた。
「……は、…え? ええ??」
ナニ言ってんの、こいつ。
心にもない言葉って。
からかうって。
「確かに、私はこと恋愛ごとに関しては正直に言えば、疎い。それは否定できない真実だ。だが、だからとて、さすがの私でも男同士で恋だの愛だのと、そのようなものが成立しないことなど知っている……多少、混乱してしまったが」
「…………」
「君は私にとって、唯一無二の親友だ。大切だし、友情という観点で言えば、その、もちろん好きだ。だからこそ……悩みを打ち明けた私に、あのような冗談を言ってほしくは、なかった」
「……、…………」
ああ……うん。
一瞬、お花畑が見えた、僕は。
すくっと、立ち上がった。
「成歩堂?」
無言でくるっと振り向いた僕を、座ったまま見上げてくる御剣。
すうぅううっと、息を吸った僕は。
「一歩進んで二歩下がるバカがあるかぁあああああ!!!!」
叫んで、その頭を思い切り、容赦の欠片もなく、引っ叩いた。
***
うん、もうですね。
本当に本当に素敵すぎて死ねますね(真顔)。
あああ、見れば見るほど感嘆の吐息が漏れます…!
絵師さんってホンットすげぇええ!!
またひとつ、素敵な宝物が増えました。
伏子様、あんなムチャ振りだったのに本当に、本ッッ当にあああ有り難うございましたぁあああああ!!!!