REBORN!

□予想外
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「ぁ・・ぁっ・・・そ、いえば、ん・・ジョットっ、ぁ」
「ん?」

ぐちぐちと音を鳴らしながらゆるくナカの感触を味わっていると、Gが何かを思い出したように話しかける。
まだそんな余裕があるのか、と少しだけ腰の動きを強くした。
段々と上気する顔を上機嫌に眺める。

「お、まえっ、ふぁっ・・なんか、おれ、にっ・・・用事っあったんじゃっ」

呂律が回らなくなってきているのか、途切れ途切れに早口でまくし立てた。
喋る余裕がなくなるくらいに乱してやろうと思い、強くナカを突き上げた瞬間、そういえばとジョットも思い出した。
少し大きな嬌声をあげて身体をはねさせたGを揺さぶりつつ話し出す。

「ああ、そうだったな。実はな、先日アラウディに会ったんだが」
「ひぁっぁっ、んん、・・あぅっ!」

じゅぷじゅぶと動きを激しくしながら世間話のノリで喋りだす。
が、Gには相槌打つほど余裕はないようだ。

「なんだか面白いやつがいるらしくてな。なかなかに腕も立つようだし・・おい、聞いているのか?G」
「あっあっあ、き、きいてっ、る・・ぁあっ」

前立腺を深く突き上げながら問いただすが、Gはうつろな目を向けるばかりで本当に聞いているのか怪しい。
悪戯に突き立てるのをやめればいいのだが、必死に返事を返そうとする様子はとてもかわいいのだ。
きゅうきゅうと締め付けるそこに息をつめて、また突き上げる。

「お前や雨月たちのような幹部になってくれればと思ってな。今度そいつに会いにいくんだ」
「んぁぅっうっ、そ、そーかよっ・・あっ、や、らめ、いく・・っ!」

びくびくと痙攣しながら白濁を吐き出す。
その衝撃でキツく締め付ける内壁を数回行き来して、ジョットも奥に精液を吐き出した。

「っは、はぁっ、くそ、最中に話しかけやがって・・なんてデリカシーのねぇやつだ」
「お前が聞いてくるからだ。そっくりそのまま返してやろう」
「つーか、ナカに出してんじゃねーよ。おめー後始末しろよ」

ジョットの腹に足を突っ張って、ずるる、と抜ける感触に身震いする。
突っ張られた足を掴み、足癖の悪いやつだと呆れながら力を抜いて寝転がるGを抱き上げた。
横抱きではなく、肩に担いで部屋に備え付けのシャワールームへと運んだ。

「寝てていいぞ。あとは俺がやってやる」
「ったりめーだバカ・・」

肩に担がれるのが不服ながらも身体がだるいのだろう、悪態をついたっきりそのまま眠ったようだ。
こんな状態で寝れるなんて、図太いというか寝汚いというか。
とやかく言うGが眠っているのをいいことに、太ももやらわき腹やらを触りまくってやろうと決意した。

「・・・また軽くなったか」

担ぐGの重みがまた変わっていることに気付き、腰に回す腕に力を込めた。
シャワー室に下ろし、湯で汗を洗い流してやると、以前よりも線が細くなっているように感じる。
Gは根っからのケンカ屋だが、根は真面目なのだ。
きっとまた寝ないで書類作業をしていたのだろう。
湯に濡れた太ももを撫で上げながら、眠る幼い顔に軽いキスをした。
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