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□暴走する十代目
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沢田綱吉13歳の夏。
憧れである笹川京子を眺めるために、非難の視線も我慢して学校に通い続けた。
運動もダメ、勉強もダメ、何をやってもダメダメなダメツナ。
そう呼ばれた俺の元に一人の赤ん坊がやってきた。
むちゃくちゃな難題ばかりを押し付けるこいつが来てからは波乱万丈。
いいことなんて何もない、そう、思っていた。

「転校生の、獄寺隼人君だ」

そんな俺に、春が来た。
鋭い瞳をエメラルドに輝かせ、銀色の髪は風に揺れる。
俺のハートに矢が刺さった気がした。

「カッコいー!」
「不良っぽいのがまたいいのよねー」

口々に呟く女子の言葉に、俺は内心頷く。
かっこいいってのもあるけど、なんとなくだけど彼はこう、なんていうのかな。
一度ほだしてしまえばどこまでもいけそうな気がする!

「お、おい、獄寺っ!」

先生の声に、無言で頷いていた俺は顔を上げた。
目の前に立つ獄寺君が、すごく俺を睨んでいる。
なんだ?と思った瞬間机を蹴飛ばされ、床と激突。
なんか知らないけど目に付いたみたいだ。
それ自体はラッキーなんだけど、急に蹴ってくるなんて・・・。
嫌われてるのかな。

「ひぃっ!?す、すいません!」

校舎を出て、三年の不良の先輩に絡まれそうになり、慌てて逃げ出した。
角を曲がり、息をついたその先にいた人物。

「ったく、目に余るやわさだぜ」

白煙を吐き出すタバコをくわえた獄寺君。
なんでこんなところに?
授業中、校舎裏で二人きり。
こんな状況に、ドスの利いた睨みを向けられても、思わず胸が高鳴った。

「おめーみたいなカスをボスにしちまったら、ボンゴレは終わりだ」

一般常識ではありえないはずのダイナマイトを大量に投げつけられる。
ああなんだ。
彼もリボーンの差し金。
偶然の出会いでもなんでもなくて。
ダメダメな俺が初めて出会えた運命の人かと思ったのに。

「死ぬ気で戦え」

リボーンに向けられた銃口を見、額を打ち抜かれる。
これでこの世ともお別れだ。
このとき俺が後悔したのは。
ダイナマイトの火を消そうということじゃなくて。
皮を脱ぎ捨てて復活した俺はこう叫んだ。

「死ぬ気で獄寺君を犯す!」

そう言って雄たけびを上げると、獄寺君だけじゃなく、リボーンも固まっていた。
死ぬ気状態で前しか見えない俺は目の前の獄寺君に飛び掛った。

「なっ、なにをっ!?」

羽織っていたポロシャツを剥ぎ取り、壁に押し付ける。
その衝撃でダイナマイトをカランカランと地面に落としてしまう。
タバコを奪い捨て、シャツを力いっぱいたくし上げた。

「なななななにしてっ!?」
「・・・エロツナめ」

ぺっとつばを吐き、木に作った変なギミックで学校内アジトへ帰った。
俺はこのままっスか!?と叫ぶ獄寺君の両手を押し付け、ベルトを奪った。
下着ごとズボンを奪い取り、自身を握り締めた。

「ひっ、な、や、やめっ」

シャツに頭を突っ込んで、飾りに吸い付いた。
ちゅうちゅうと赤ん坊みたいに吸うと、腕から力が抜けていく。

「ふぁっ、ぁ・・ぃやっ」

じゅくじゅくと言わせながら自身を扱き続けると、顔が上気して甘い声をあげ出した。
尿道を爪でぐりぐりと押し付けると、大きく震えながら白濁を吐き出した。
息を荒くして余韻に浸る獄寺君の左足を持ち上げる。
慌てて両手を壁に突き、首を振った。
後ろの孔に指を突っ込むと、引きつったような声を上げる。

「い、いたいっ、やだっ、ご、ごめんなさっ十代目っ!」

ぐちぐちと指を動かし、きつく締め上げる内壁を爪で引っかいた。
その度に嗚咽のような声を上げ、ひたすらごめんなさいと謝る。
普段ならやめるかもしれないが、今の死ぬ気モードの俺はそんな声は届かない。

「ひぐっ、いたいぃ・・!」

三本に無理矢理増やした指を出入りさせ、痛みでひくひくと緩んだのを確認する。
前立腺に向かって指を突き立てると、目を見開いて足を痙攣させる。

「な、なにっ・・あっンふ」

睾丸の辺りを撫でると、痛みで萎えたモノがゆっくりと形を変えた。
そのまま出し入れすると、声に甘みが混じり、カウパーがあふれ出した。
垂れ下がってくるそれがぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。

「うおおお!もう我慢できん!いれるぞ!」
「え、なっま、まてっ」

まだ子供の形をしたモノを取り出し、勢いづけて突き立てた。
ずずず、と一気に咥え込んだそこは熱くて、不規則に締め付けてくる。
いきなり襲った圧迫感に目を見開き、息を詰める。
と、そこで頭がクリアになり、額の炎が音を立てて消えた。
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