綱獄

□拍手ログ2
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「ん」

「なんだその手は」

「なんだじゃねぇよ」

「そういえばさっき獄寺くんになにか吹き込まれていたな」

「人聞きの悪い。隼人はどんなアルバイトしてるのか聞いてただけだ」

「それで何を言われたのだ」

「実は俺欲しい物があるんだよ」

「俺のハートなら言うまでもなくお前のものだ」

「いらねーよそんなん」

「そんなん・・・」

「つかお前この間べろべろに酔っ払ったときスペードに似たようなこと言ってたぞ」

「なんだと。本気か。本気と書いてマジか」

「ああ、アラウディも聞いてた」

「うおぉ・・・俺の薔薇色の老後生活が・・・」

「そうじゃなくて、金だよ」

「身体を買えというのか?お前・・・もうそういうのは止めろと何度も」

「ちげーよ!勝手な捏造すんな!給料だよ!」

「給料?」

「俺たちはお前に付き合わされてこんなとこまで来てんだ、給料くらいあってもいいだろ。日本円な」

「何故今になって。今までは俺のために性心性意がんばってきたじゃないか」

「なにをだ。字が違うだろうが」

「というか日本円とかそんな無茶ぶり・・・」

「隼人は今日が給料日なんだよ、郷に入っては郷に従え。日本のルールに従え」

「思念体の俺たちに金などいらんだろう」

「隼人に飯作ってやんだよ。ラザーニャ」

「俺も食べたい」

「金出せ財布」

「むぅ・・・腑に落ちん」



ぐだぐだ携帯クオリティ。
そんなわたげは月末締め15日払い。

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