めだかボックス

□若気の至り
1ページ/4ページ

『んぶぅっ!ぐっ・・はぐっ!』
「く、もっと強く吸えよ!」

黒い髪をがし、と掴んで無理矢理前後に動かした。
腰も動かしながら、喉の奥の締まりを堪能する。
ああ、気持ちいい。
それしか頭に浮かばない。
それくらいこの男の口は具合がよかった。

『ぷはっ、も、やめれっ・・・!ぶっ』
「誰が離してもいいっつったよ」

最初はただの粛清のつもりだった。
少しだけ痛い目にあわせて、もう二度とあんなことをしようと思わないように。
彼の思いのままに動く破壊臣は、幼馴染が更正させてしまったために、ならばこちらをと考えた。
ただ、それだけだった。

「なぁ球磨川、苦しいか?苦しいよな?俺は最高に気持ちいいぜ」

そう、この球磨川という生徒会長を肉体的に痛めつけることによって。
聖人黒神めだかには、こんな恐ろしい番犬がついているのだと。
知らしめるために。

『んんっ、ぁひっん!』

息をしようとするものの、口内を侵すモノが大きすぎて上手く呼吸できていないらしい。

酸素が足りなくて朦朧とする表情は、ただただ男根を大きく成長させるための興奮材料でしかなかった。

「う、くぅ・・っ、もう、出すぞ!ちゃんと全部飲み込めよ!」

口内に染み渡る先走りの味に、これから襲い来るものがなんなのか悟ったらしい。
球磨川は大きな目を見開いて口内のモノを追い出そうとする。
だが、頭を押さえつける手のせいで上手くはいかず、しかも舌に力を込めて押し出したせいで更に煽る結果となった。

「うぁっ・・・!」
『んんん―――――っっ!!』

びゅくっ、と勢い良く飛び出した精液が喉の奥に侵入してくる。
隙間無く根元まで飲み込まされているせいで、吐き出す隙間もない。
直接喉に送り込まれる大量の精液を、飲み込まざるを得なかった。
目を瞑って涙を流しながら、送り込まれる液体をごく、ごく、と飲む。

『ぷぁっ!む、むりっ!』

思わず口を離すと、飲めなかった分があふれ出し、球磨川の顔を汚す。

「だーから誰が離していいっつったんだよ」
『だ、だって、むり、くるし・・あぐ!』

また頭を引っつかんで銜えさせて、残りを全て吐き出した。
どく、どく、と脈打つモノは未だ硬度を保ったままでいる。
それにまた目を見開き、これから襲うであろう陵辱に身を震わせた。

『も、もうやめて・・・っ、お願い!』

涙ながらに懇願する球磨川。

『謝るからっ、めだかちゃんにしたことなら全部謝るし、もう二度とあんなことしないって誓うよ!だからお願い、許してっ・・・!』

精液にまみれた童顔が、涙を流しながら見上げてくる。
あんなに憎らしかった球磨川の顔が、可愛く見える。
球磨川の決死の願いも、興奮材料にしかならない。

「・・・やだね。さっき俺が精液全部飲めって言ったのに飲まなかったじゃねーか」
『え・・・っ』

球磨川の顔が絶望に染まった。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ