「その日が来るまで」
□「これからの時間」
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5年振りの木ノ葉の里。
いろいろと変わっているところはあるけれど、あたしの心に響く何かはやっぱり変わってない。
暫く先生に抱き締めてもらって泣いて。
ようやく綱手様へ挨拶を終えたのが、ついさっき。
今日の任務を終えていた先生は、荷物を持って付き合ってくれた。
取り合えず、今日は先生のおうちに泊めてもらうことにした。
あたしのお部屋は、約束通り先生が守ってくれていて。
まだあるみたいだけれど、先生曰く、最近忙しくて掃除出来なかった、とのこと。
そんなことまでしてくれてたんだ…と思うと、やけに感傷的になっているあたしは、それだけで涙腺が緩んでしまう。
それと、先生と離れたくなかったから。
一緒に、先生のおうちに帰ることにした。
「これからの時間」
番外編・5年後→