ペルソナ3

□無邪気な
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「先輩、ファンが多いですよね」
「そ、そうか…?」


笑顔


毎回毎回放課後になる度、もう毎日と言っても良いぐらい真田先輩のファンは飽きずに先輩を追いかけている。私は諦めて、先に寮に帰ったら暫くして先輩が帰って来た。
真田先輩、ファン凄いですね、
私がそう言うと先輩は、これでもあしらっているんだが、と言ったがいつ見ても何処にもその素振りは見えない。
逆にそういうのがそそってるんですよ、私が小さく笑って自分の部屋へと向かおうとすると先輩は、

「済まないな、毎回帰れなくて」

と視線を下げて言った。私は、仕方ないですよ自分に魅力が無いんですもん、とごにょごにょする。先輩は私の方に歩いて近付き、階段を少し登って私と並ぶと、右手を私の頭に乗っけて2度軽く叩いた。

「明日、こそな」
「絶対ですよ」

そう言って笑い合うと、二人並んで階段を上り始めた。



Fin*

*書く形式を変えてみた
自称律義な自分は垣先輩と真田先輩に二股が出来ないのダ

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