素敵小説

□思い込んでも無駄なんだ
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今日は学校が休みだ
振替休日らしいけど、なんの振替なのかはわからない。副部長に聞こうにも部活も休み
ついでに言うと俺の誕生日でもある
でも俺にとっては休日でも国的には平日な訳で朝から家族はもう出かけた
んで家に1人
別に寂しいって訳じゃないけどつまらない。遊ぶ約束もしてないし、多分あいつら俺の誕生日忘れてんな。俺も覚えてねぇけど
現在9:45分。せっかく昼まで寝るつもりだったのに姉ちゃんが「お前だけ寝るなんて生意気だ」とか言って蹴り起こされた。しねババァ、とか言ってもテメェがしねって言われるのは分かってたから今日俺誕生日なんですけどー、って言ってやった。ら、チュッパチャプスで何味が好き?って聞かれた。おいおいおいババァ、プレゼントはそれか?
コーラって答えといた。去年うまい棒(コーンポタージュ味)をあげた手前強くでれなかった


あーもーひまー
ゲームって気分でもねぇしテレビも面白いのやってねぇし、テニスやりてぇな………………そうだ
ストリートテニス場があるじゃん!さすが俺テニス部のエース!副部長に見せてやりたいぜ
ということで俺は財布を掴んで家を飛び出した。テニスラケットを持って



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