素敵小説

□きっと、言葉じゃなく
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その日の部活で長太郎から聞いた所によると、最初は嫌々着いてきてた日吉はむしろ長太郎より真剣にプレゼントを選びはじめて。その上、付き合いだからとかなんとか言いつつも半分代金を払って。それなのに、この事は宍戸さんに言うなよ、と睨んできたらしい。(軽々と話していた長太郎に少しの疑問は持つがあえて気にしないでおこう)

あぁ、あの変な間はそんな意味だったのか、と少し可笑しくなった
言われる事がなかった祝福の言葉は形を変えて俺の手に

来年こそは「おめでとう」と言わせてやるぜ
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