毛糸物語(NARUTO)

□アラサー女医とすけこまし忍者
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今日はカカシの相談を受けているアムは頭を抱えながらも真剣に悩んでいた。


「結婚かぁ……ならさぁ」


『ん?』


「俺の嫁さんにならない?」


『……え?』


「あ!いきなり嫁さんはないね…なら俺と結婚前提で付き合わない?」


『……カカシくん?何言ってんの?』


「え?リアクションが違うぅ」


『合ってるよ!…はぁあ、ビックリしたぁ!…変な冗談はよしてよね!(プンプン)』


「ええぇ!?一応本気で言ったんだけど」


『本気って…っ〜!もし、リンにそんな事がバレたら私は間違いなく絶交されて殺されるに違いないし、嫌だもん!…しかも、私だって 一応他に好きな人いるんだから…この展開は無理だよ!』


「んー。アムはガイが好きなんでしょ?知ってるよ」


『っ〜!なら、なんでそんな事言ったの?』


「君の一喜一憂を見るのが好きだから」


『ですよねぇ!…カカシくんってば、またそうやって私をからかうんだからぁ!』


「君の擦れてないところが堪らなく愛しいからねぇ…ついついからかってみたくなるんだよねぇ(苦笑)…ごめんね」


『もぉ!この、すけこましぃ!』


「…本当、ガイが羨ましいよ(ボソ)」


カカシのアムを見る眼差しは優しく、思わず小さく本音を漏らすのであった。


そんなこんな事もありーの、また違う日の勤務が終わった後のこと いつもの様にご飯を作るために食材を買いに町に寄った


「よぉ!アム奇遇だな」


『あ!ゲンマさん!こんにちは』


不知火ゲンマがログインしました。


「ああ…それでお前、今帰りか?」


『はい。そうですよぉ』


「へぇ…なら、これから俺と飯でも食いにいかないか?もちろん俺が奢る」


『ごめんなさい。私実家暮らしで両親の夕飯も作ってるんで 勝手な外食は控えてるんですよ』


「そっかぁ。ならお前の家まで送ってく」


『ふぇ!?…そんな、ゲンマさんだって任務帰りで疲れてるでしょ!?お構い無く』


「別に…これくらいは大したことねぇよ…まあ、荷物持ち位はしてやんぞ」


『そ、そんなぁ…(困)』


「っ…お前困った顔しやがって…俺を警戒してんのか?」


『っ〜…すみません。だってゲンマさんは私と会う度 積極的に誘ってくるから…どうしたらいいかわからなくなって』


出来る女医なアムでも苦手な事がある。
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