〜BOOK〜
□ヒバツナ衝動
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「・・・んー。」
綱吉が目を覚ますとそこには机に向かって淡々と仕事をこなしている彼氏こと雲雀恭弥。
雲雀は綱吉が起きるのに気付くと
「起きたのかい?おはよう。」
そう述べた彼の肩にはいつもの学ランがない。
「あれっ?雲雀さん学ランは??」
「ふぅ、今君が握っているじゃないか。」
ふと自分の手を見ると
「うわっ、本当だ!!ごめんなさい雲雀さん!!」
「いいよ別に。そんなにその学ランがすきかい?君寝てるとき絶対にそれを離さなかったよ。」
「えっ!そうなんですか!?」
そういうと綱吉は恥ずかしさから頬を赤らめた。
「あれ?でも何で俺ねちゃったんでしたっけ?」
「今日の君は聞いてばかりだね。それはこっちが聞きたいよ。」