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□AfterLive
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「「お疲れ様でした」」「お疲れ〜」
「お疲れっす!」


スタッフとの挨拶もそこそこに今回も大歓声の中、Deuilのライブは幕を閉じた。


「疲れたけど楽しかったねぇ〜」
「そうっすね!」


アッシュはこのあとのスケジュールや打ち上げの確認の為スタッフと共に話しをしていた。
ユーリとスマイルは一緒に楽屋へと戻った。


「ユーリ〜、お疲れ様。喉大丈夫?」
「あぁ、問題ない。・・・スマイル、おいで。」
「ん?な〜に?」


呼ばれてスマイルはパイプ椅子に座るユーリの膝に跨がって向かい合う形で座り首に腕を絡める。ユーリはスマイルの柔らかな唇にキスを落とした。


ライブ後にアッシュがいないのはいつもスタッフと打合せしているから。二人で楽屋で行為をするのもいつものことだ。それを知っていてアッシュも楽屋に戻らないのだが。


「・・ぁん・・ん・・・」「いい声だな・・・」
「ん・・そういう事・・・言わないで・・やん・・」

着ていたコートのボタンを外し、包帯もさらしも緩められ豊かな胸が露出されている。スマイルの胸元にはもういくつも紅い所有印が刻まれている。消えかかっていた物には、上から更に紅く華を咲かせている。ユーリから施される愛撫に身をよじりながら甘い声を出し、必死にスマイルはユーリに答えている。


「あ・・ぁう・・・ユー・・リ・・・」
「ん?どうした?」
「・・そこ・・・ばっかりぃ・・ゃだっ・・・」


胸ばかり集中して攻められもどかしくて堪らない。


「どうして欲しい?」


鋭い紅い瞳がスマイルを捕らえる。その瞳に見据えられ身体が熱くなる・・・


「うぅ・・下も・・触ってぇ・・」
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