【千歳家と橘家】





「ドロボーの兄ちゃん…」
「ど、泥棒…!?」
「ああ、手塚さんのことね」
「なんで手塚が泥棒なんだ…?」
「それには色々と訳があるのよ、ねー?ミユキちゃん」
「そうだっちゃ…」
「…んばい」
「は?」「え?」




「俺は俺よか背の低か男がミユキの彼氏になるなんて認めんばい!!」



「(はああああ!?)」
「(それって本誌じゃ無理じゃなーい!!)」


「なんば言いよっと兄ちゃん!!」
「ちょ、ミユキちゃん…!」
「絶対兄ちゃんは認めんばい!」
「千歳、お前大人げなかよ…」
「だって手塚なんかにミユキが取られるなんて許せんと!」
「お前、あん時手塚のことば認めよったやんね!」
「それはテニスでたい!ミユキの彼氏としては認めとらんと!」
「手塚はよか男ばい」
「そうよ千歳さん、手塚さんは…」
「桔平まで俺よか手塚のことが好いとうと!?」
「わー!!!!お前なんば言っとうとやこの阿呆!!!!」

「(兄さんったら…もうとっくにバレてるのに…)」
「兄ちゃんは気が早いんだっちゃ!」
「早かことなんてなか!兄ちゃんは手遅れになる前に…」
「っていうかミユキはそげんトーテムポールみたいな男に興味なか!!」
「(えー!!)」「(ミユキちゃん言っちゃったー!!)」










(み、ミユキが…っ!)(男がそがんことで泣くんじゃなか!)(だってミユキが俺ん事ばトーテムポールって…!)(あれはきっと千歳さんの事を言った訳じゃ…)(でも兄ちゃんって格好もトーテムポールみたいだっちゃ)(えええ!!)(追い討ちー!?)












何かあったらドゾ!



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