長編
□捕縛
2ページ/7ページ
リオンが薄暗い洞窟に監禁されて、早三日。
日に日に盗賊たちによって弄ばれる身体。
だが、男の言葉を信じていない。
なけなしのプライドで、盗賊たちに屈しないよう抗う。
信じているから、まだ、僕は頑張れる。
そう自分にいい聞かせて。
「ふっ………ゃあ」
リオンは襲いくる快感から逃げるように、頭を左右に振る。
しかし、それも無駄な抵抗だと言わんばかりに、手下の盛った雄をリオンの口内に無理矢理突っ込み、頭を固定させた。
「………ぅんん?!」
吐き出そうとするが、頭を鷲掴みにされ、無理矢理上下に動かされる。
手下の一人がリオンの脚を開き、何も施されていない秘部に盛った雄をねじ込んだ。
「んんっ―――――っ?!」
あまりの痛みに、リオンを口内に入っている雄に歯を立ててしまった。
「って………てめぇ、噛むんじゃねぇよ!!」
ドゴッ
リオンの頭を殴りつける。
「………げほっ」
入っていたものが一時抜かれたため、新たな酸素が急に入り込みむせる。
「顔は殴るなよ。変形したら、萎えちまう」
「心配いらねぇよ。顔だけは殴らねぇ」
ニヤッと嘲笑うと、再び口内に雄を押し込んだ。
それと同時に、リオンの中に挿入している手下も動き始めた。
「噛むんじゃねぇぞ」
手下は自分の腰とリオンの頭を同時に動かす。
「う゛ぅ………んんんっ!?」
痛みと悔しさで、リオンの目から涙が流れる。
その姿が手下たちを更に煽り、行為の激しさが増す。
「んんんぅっ……」
リオンの秘部は裂けて血が流れだす。
血が潤滑液の変わりをして、手下の動きを助けてしまう。
そして、リオンは痛みの中に快楽を見いだされ始めていた。
.