蒼天の名の下に…

□第一章
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  始まりを告げる夢


……ここは?

夢?夢の中…?

‥‥‥そう、これは夢だ…。

「……ぃち、蒼一‥」

‥‥‥誰?私を呼ぶのは…誰?

「蒼一よ‥‥‥お前は審判者たる存在…」

‥‥‥‥審判者?

「そう、世界の命運を司りし者‥最後の審判者…。普く神々の力をその身に宿すことのできる御子‥‥それがお前だ。」

‥‥何、それ…?どういう事…?

「お前は世界をどうしたい?」

待って、詳しく説明を…

「お前は平和へと誘う神になる?それとも…」

‥‥‥‥‥それとも…?

「全てを無に帰す悪魔になる?」

神…?悪魔…?言ってることが分からないよ…
私に一体何をしろっていうの…?

「いずれ時は来る‥その時、お前は…」

!待って…!!

「‥‥‥お前は世界に、何を望む…?」

世界に…?私が‥望むもの…?

そこで目の前は暗闇に閉ざされ、やがて光が現れ、強くなり、意識が覚醒していった…。
〜NEXT SCENE〜
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