SHORT

□男の浪漫はキケンな薫り!?
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ロアが戻ってきたことで、やっと全員が揃ったアドリビトム。
事件は船内で起こった。





「きゃあああああああああ!!!!」





「ああああ!おわんねぇー……」
「『のぞき』なんてしようとするからだよ」

音をあげるスパーダをジーニアスが白い目で見る。

現在バンエルティア号は修理中。原因はスパーダをはじめとする数名ののぞき集団。そして、ロアとユーリ。
なのだが、罰として修理している彼らのなかにユーリはいない。

「にしても良いもん見れたな」
「もしかしてとは思ってたけどよ、マジで女だったなんてな」
「ほーんと。俺様なぐさめに行ってあげようかな♪」

同じように修理していたチェスターとゼロスがニヤニヤと話す。
そこにさすひとつの影。

「ゼ〜ロ〜ス〜?」
「あ、姉さん!」
「げぇ!リフィル様!?」
「のぞいた貴方たちが行ったって逆効果でしょう!?それに貴方たちは船の修理!!」
「はぃい!」

たまらないと逃げ出したゼロスたちを仁王立ちで見送ったリフィルはまったくと息を吐いた。
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