一話完結物

□稲姫の一日 くのいち編
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今日は何やら騒がしいですねというより、庭で誰かが騒いでいるようですが…見に行ってみましょうか…

く「だ〜か〜ら〜稲ちん貸してってば〜!」
半「ならぬ」
く「きぃ〜〜!稲ちんは半蔵のじゃないでしょう!稲ちん出せ〜!」
半「うるさい…」
稲「くのいち…どうしたの?」
く「あっ稲ち〜んw聞いてよ!前稲ちん来たでしょう?せっかくきたのに何もせず何も言わずに半蔵さらっちゃったから、今回はこっちからきて稲ちんと遊ぼうと思って!でも半蔵なかなか入れてくれないし、稲ちん出してくれないし〜」
稲「…幸村様には言ってきたの?」
く「途中まで一緒に来てたんだけど幸村様遅いから途中で置いてきちゃったvえへv」
稲「…稲がお迎えに参ります」
く・半「!?ダメ・だ」
稲「何ですか二人そろって…」
く・半「面白くない」
稲「…は?」
く「とにかく!幸村様も子供じゃないんだから一人でこれるよ!」
半「・・・・・」
稲「そうですか…ではお茶菓子でも用意して待ってましょうか…」
く「わ〜ぃvお菓子〜w」
半「稲姫…」
稲「なぁに?」
半「その格好で幸村殿に会うのか?」
稲「そうですが…?」
く「そういえば稲ちんて城ではお姫様だから普通の姫様の格好してるね…重くない?」
稲「そうですね…確かに戦場以外ではこの格好で多少動きにきにくいのですが…女房がうるさいので…」
く「脱いじゃえばいいのに」
稲「そうですね…脱ぎましょうか」
半「ならぬ」
く「なんでよ〜重いんだから1枚や2枚脱いでもいいじゃん」
半「ならぬ」
稲「まぁ…確かに重いですが…一応正装ですから仕方ありませんね…部屋の中でだけ脱ぐことにします」
く「ぶ〜(おもしろくないな〜…幸村様の反応見たかったのに…ちっ…)」
半「・・・」
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