一話完結物

□稲姫の一日 風魔編
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いいお天気です…こんな日はお昼寝がいいですね…桜もきれい…
あの木の下で少し寝ましょうか…

稲「あら…?」
 
そこには風魔がいた…眠っている
さぁ…どうする稲姫…

・横で一緒に寝る
・起こして退かせる
・好奇心で悪戯してみる
 
稲「どれも命はなさそうですね…(でもいつからいるのかしら春といってもまだ風はそこまであたたかくないし小太郎様は薄着だし…花冷えしてしまうわ…かといってほっておくわけにも…うぅ…でも命は惜しい…でもでも…)」
稲「・・・・・」
稲は自分のきていた一番上の服を脱ぎそっと小太郎に近づきそれをかけた
稲「よしっ…寒っ」

稲姫は満足したように自分を抱きしめ寒そうにその場を去っていった

風「・・・・・あの娘…忍を理解していないのか?」
そう、忍めったに深い眠りにつくことはない、少しでも気配があれば目を覚ますのだ、風魔は稲姫が桜に気づくころから起きていたのだ
風「温いな…この服…どうやって返すか…」
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