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御礼小話
p.1〜乱あ
p.2〜シャンプー(ムシャ?)
p.3〜良ら(=乱)←シャ
















壁に掛けてあるカレンダーに何気なく目をやる。
傘を差したうさぎの絵の描いてあるカレンダー。
そこでふと気付く。
もう7月なんだっけ。いつのまにか梅雨があけて7月、か。
カレンダーを1枚めくると、浜辺でビーチバレーをするうさぎの絵が現れた。
7月かぁ。
窓の外に目をやると、夏らしい(そう思うのは錯覚なのかもしれないけど)青空が広がっていた。

夏休み、海、家族旅行、ゆかたちともたくさん遊びたいな。
それからこの夏は少しだけ前に進みたい、なんてこともちょっとは考えてる。

でも、その前に大事な行事があるの。










「ったく、これだから女の買い物は・・・」
乱馬は大げさにため息をついた。
でもね、顔は全然嫌そうじゃなくてむしろちょっと嬉しそうに見えたからあたしは素直に付き合ってくれてありがと、と言った。
「いや、別にかまわねえけど・・・」
乱馬はそっぽを向いてそう言った。

大事な行事。
そう、それは夏のセール!
ワンピースもキャミソールも欲しい。サンダルも水着も欲しい。
女の子なら誰もが思うはず。
いつもならゆかやさゆりと来るんだけど、今年は二人とも来れなくて乱馬に付き合ってもらうことにした。

「で、散々人を待たせて何買ったんだ?」
乱馬はあたしの手から荷物をとりながらそう言った。
あたしは少し嬉しくなる。
だってこんなに自然に恋人みたいな(恋人なんだけど)やり取りができてるんだもん。
「ふふふー。結構いい買い物したと思うの。やっぱりあたしもなびきおねえちゃんの妹なのねー。帰ったら見せてあげる」
ちょっともったいぶるようだけど、家に帰ってからゆっくり広げたいしね。
「かわいいワンピース買ったのよ」
前にあたしが居間で雑誌を見てたら、乱馬がぼそっと、これあかねに似合いそう、って言ってたチェックのワンピース。
喜ぶかな。ちょっと楽しみ。
「ちゃんと着てみせろよな」
びっくりした。乱馬がそんなこと言うと思わなかったから。
「え、そのうち着るけど、今日は服だけでいいじゃない」
あたしの意見はもっともなものだと思う。
「服だけ見たって意味ねーだろ」
乱馬は当然のようにそう言った。
「なんでよ」
「なんでって、俺が見たいのは服じゃなくてあかねだから・・・」

「・・・あの、だめだった?」

「ううん、いい」















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