お題･質問
□2.もしかして記憶喪失?
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ゴーーーン･･･
シャンプーが渾身の力を込めてフライパンを振り下ろした。
おらの目には星がチカチカして見えた。
♭
「お前がいけないね。無断で店を三日もサボるから」
おらの意識が戻ったのを確認して、シャンプーはそう言った。
さすがのおらもムカッとした。
確かに無断欠勤したおらも悪いが、なにもフライパンで昏倒するほど殴らなくたっていいじゃなか!
そこで、一芝居打つことにした。
「･･･お前、誰じゃ?」
「ムース、なにふざけてるか!」
「おらは誰なんじゃ?」
「･･･ムース、本気か?」
シャンプーは少し泣きそうに見えた。
シャンプーがおらのために涙を･･･?
「シャンプー!!やっぱりお前はおらのことを想っていてくれたんだな!」
おらは歓喜のあまりシャンプーを抱きしめた。
「･･･ムース」
シャンプーの低い声にはっとした。
しまっただ!!
まずい、これはまずい!!
「なんともないなら、いいある」
シャンプーはそう言って部屋を出ていってしまった。
シャンプーの顔は見えなかった。
･･･怒ってない?
「彼と彼女のファンタジーな展開７題」より
お題配布
確かに恋だったさま
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中国組は難しい。
お前は誰に日本語習ったんだ、ムース!
シャンプーだって女の子ですからね。