その他

□brightly days
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転校生が来る。
それだけで夏休み明けの気怠い空気は吹き飛んだ。
「格好いい子だといいなー♪」
浮かれ気味なゆか。
「男の子とは限らないでしょ」
そんなゆかにあたしは冷静に突っ込む。
「まったくあかねは夢がないんだからー」

ガララッ
先生が入って来た。
皆の目が輝く。
しかし、皆の期待とは裏腹に先生は明日からの授業の説明をし始めた。
HRが終わる頃に一人の男子が転校生は?、と尋ねた。すると先生は、ああ、スマン。忘れとった、だって。


ようやく教室に招き入れられた転校生は女の子だった。
ゆかはがっかりしてたけど、男子からは歓声が上がった。
転校生は小柄でかわいくて、おまけに制服の上からでもわかるくらいにスタイルがよかった。
あたしはというと、転校生の鮮やかな赤い髪に、見覚えがあって考え込んでいた。
「早乙女らんまです。このまま放置かと思ってドキドキしてました。これから、よろしく」
この声・・・!
あたしを助けてくれた人だ・・・!


あたしの胸は何故だか高鳴っていた。





――

―――



今でも覚えてるよ。
忘れられるわけない。
とりあえず、すべてはここから始まったんだよね、らんま―――。
















島島島島島島島島島島島
突発的らんあ。
らんまとあかねの絡みが皆無!苦笑
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