短い話

□ゼルダの伝説
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ゼルダ「リンクーまたおにぎりを作ったので食べて頂けませんか?」

リンク「…はい、喜んで!;(これさえなければ最高の主君なのに!!)」

ゼルダ「今回はお酢にもこだわって黒酢にしてみました!」

リンク「へぇ…(茶色だ…)」

ゼルダ「お酢の量をうんと減らしたので今度こそ美味しくなってるハズです」

リンク「凄く…美味しそうですね;」

ゼルダ「でしょう?
あなたに食べて頂きたくて頑張ったんですよ。」

リンク「じゃあ、頂きます!;」

ゼルダ「はい、どうぞ」

リンク「…。」

ゼルダ「お味はいかがですか?」

リンク「酢飯と塩で…とても辛酸っぱい感じですね…」

ゼルダ「まぁ、お塩をかけ過ぎてしまったのかしら…」

リンク「みたいですね…。
……こっちのは?」

ゼルダ「三杯酢で作ったおにぎりです」

リンク「こっちもまた…かぐわしい匂いがしますね…(酢の匂いが…)」

ゼルダ「こっちはお塩を少な目に握ったので、辛くないと思います」

リンク「……じゃ、こっち頂きます」

ゼルダ「…どうですか?」

リンク「…酸っぱさが鼻に来ました」

ゼルダ「途中でお酢を混ぜるのが駄目なら、炊き込めばいいと思ったのですが…駄目みたいですねぇ」

リンク「…姫!;
申し訳ないのですが急用を思い出したので、失礼します!!」

ゼルダ「あ、はい。
気を付けて行って下さいね。」

リンク「はいっ!!;」














サムス「…リンク、大丈夫?」

リンク「ちょっ…無理……」

サムス「……トイレまだ?」

リンク「…サムスさん…聞いて欲しい事があるんだけど…」

サムス「何?」

リンク「救急車呼んで…ぐふっ…」

サムス「ちょっとちょっと!!
トイレの中で殉職なんてしないでよ!?」

リンク「姫には…ハイラルを一緒に守れなくてすいませんでしたと…」

サムス「そこで諦めるんじゃない!!;」

リンク「お願いですサムスさん…俺はもう…動けないので…。
…吐きすぎて胃酸が…キッツ…」

サムス「とりあえずドアを開けなさい!!
救急車よりファルコンの方が早いわ!;」

リンク「胃酸って苦いんだなぁ…あはは、どうしたんだナビィ…死に際だから戻って来たのか…?」

サムス「落ち着いてリンク!
それは多分幻覚……!!;
リンクーー!!;;」












勇者、瀕死につき緊急入院決定。
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