短い話
□ファルコの受難
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フォックス「知ってるかファルコ。
俺の好物って鶏肉なんだ」
ファルコ「……で、何故それを俺に?」
フォックス「青い鳥って美味いかなぁ」
ファルコ「知らねえよ!;」
ファルコの受難・続
フォックス「って言ってたらファルコが逃げちゃって」
ウルフ「…逃げない方がおかしいだろ…」
フォックス「俺、ファルコだなんて一回も言ってないんだぞ?」
ウルフ「会話の流れ的に高確率であのトリの話じゃねぇか」
フォックス「…知ってるかウルフ。
狼の毛皮って結構な値段で売れるんだ」
ウルフ「…待て、その刃物を仕舞え。」
フォックス「誰もお前だとは言ってないだろ?」
ウルフ「だから会話の流れ的に高確率で俺だろうが!!;」
フォックス「で、まぁウルフにも逃げられちゃって」
ファルコ「俺も今猛烈に逃げたい」
フォックス「そんな事言うなよやきと…いや、ファルコ」
ファルコ「なぁ。今焼き鳥っつったよな?俺は近い内にしぬ予定かコラ」
フォックス「大丈夫だよファルコ。
お前はうちのチームで唯一無二の大切な非常食だからな」
ファルコ「お前に殺されるっつの!!;」
フォックス「大丈夫だって。
まぁあと10年位は生かしてやるから」
ファルコ「俺の生存権があらかじめ無いみたく言いやがったコイツ!!;」
フォックス「ははは、気のせいじゃないか?被害妄想激しいな」
ファルコ「俺もうチーム辞めっからな!」
リンク「ファルコが胃潰瘍で入院したんだってー」
ゼルダ「まぁ、どうしたんでしょう」
フォックス「さぁなー…前に殺されるとか喚いてたから、何か見えてたんじゃないか?」
リンク「かもなー…青い鳥なのにホント幸せになれないなアイツ」
ゼルダ「せめて普通に暮らせれば良いのですけど…」
ファルコ・ランバルディ
胃潰瘍の為に1ヶ月入院