「あのなあ、建ちゃん、時間に遅れてくるっつーのは人との今まで築いてきた信頼を削ぐようなもんなんだよ。だからな――――」



今日もゴッチの顔を見た瞬間からお説教をくらった。


時間に遅れてくる俺も悪いけど、いっつもいっつも同じことばっか。
そのくらいわかってるよ。


そう心でわかっていても口には出せない。
俺は心の中で叫ぶ。


うるさいなあ!!


ゴッチなんか肉うどんになっちゃえばいいんだ!!!

そしたら、口も利けないし、一飲みだし!!






そう願い続けていたら、ある日ゴッチが見えなくなった。

かわりに見えるのは、肉うどん。










すげえ!!

美味しそう!!

いっただっきまーす





俺は滴る汁をすすった。









+++++++++

3分クッキング作品。

深く突っ込んじゃいけません。

あんまり深く考えると犯罪級にまで発展しますので。











【真】

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