〜空音〜

□〜第1楽章〜
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神谷は中学の時から女子にモテて、女遊びが激しかったのを思い出す
確かに同じクラスではあったが私も由香里もまったく興味がなくて話もした事がなかった
中学の最後くらいから神谷が由香里に接触しようとしているとゆう嫌な噂を聞いて、私は由香里を守るように寄ってくる男共を片っ端から消していった
天然記念物の由香里はそんな事気づいてもいない

やっと中学になって神谷からのアピールがなくなると思ったら・・・・・
こんな所まで来るとは・・・・・
どうやら今は自己紹介をしているらしい
神谷はキラキラした眩しいくらいのオーラを出している
けど、天然と笑顔とゆうバリアによりそのオーラは完璧に防がれている
・・・・・ように私には見える
流石私の由香里・・・・
私は急いで由香里のもとに駆け寄る













神谷君が自己紹介した時、一瞬星が見えたのは私の気のせいかな?
葵「由香里!」
葵が背中にドンッと抱きついてきた
私はその勢いで一歩前に出る
葵「遅ーいっ!」
眉間にシワを寄せ私を見る
『ごめん、何か同級生らしくって。けど覚えてないんだよね』
そう言うと葵は神谷君の方に目を向ける
一瞬、ほんの一瞬葵の目が鋭くなった気がした


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