〜空音〜

□〜prologue〜
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葵はいつも時間より早く来てたなぁ、何てしみじみ考えてると
葵「喜べ!君の北条 由香里の名前は私と同じクラスにある!」
『嘘っ!ヤッター!』
あまりの嬉しさに私達は抱き合う
葵の少し茶色い短い神からシャンプーのいい匂いが私の鼻を擽る
葵「けど由香里、この高校吹奏楽ないよ?よかったの?」
その言葉で私は少し沈んでしまう
それに気づいた葵は心配そうにこっちを見る
心配させまいと私は笑顔で
『いいんだよ、もともと楽器より勉強を優先させたかったし。吹きだい時はそれなりの場所を見つけて吹くから』
葵はそれを聞いて少し安心した素振りを見せて何かを思い出したように言う
葵「由香里!あんたと同じオーボエ吹いてる人いるんだって!」
『本当に!どんな人だろう』
葵「そこまでは知らないけど・・・・・・・まぁ、学校生活楽しんでる間にわかってくるよ」

そうだね、と葵に返し私達は教室に向かった


そう


ここからだったんだね


君との出会いは


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